ダイバーシティ推進の取り組み

取組状況

役員座談会 〜女性活躍から全員活躍へ〜

これまでの経験、現在と過去の働き方の違いで感じること

一 若菜

私が入社した当時、女性管理職はいませんでした。私自身も会社で長く働こうとか、管理職になろうという意識はなかったですね。ただ、昔から責任感を持って効率的にやろうと思って仕事をしてきました。

私は特に、あいおい損保とニッセイ同和損保の合併協議のときから考えが変わりましたね。「多様な人たちと働くことで化学反応を起こすことが良い会社につながるのでは?」と気づかされました。

兵藤単一の組織だと、新しいアイディアは生まれにくい。大切な考え方ですね。

そうですね。営業部門の部長の時は、多くの女性営業社員がいました。「女性だからできないことは全くない。大切なのは、一人ひとりを見て、個々にあう声がけや、仕事をアサインしてチャレンジさせることだ」と実感しましたね。

兵藤一蛯ウんは「女性初の」という冠がつく機会が多いと思いますが、プレッシャーはありませんでしたか?

どんな立場でもプレッシャーはありますし、どうせやるなら一番最初が得だなと思っていましたね。

女性活躍から全員活躍へ。多様性を認め、仕事を楽しめる環境がエンゲージメントを高める。

兵藤当社は2006年から、女性活躍推進を基軸にD&I推進に取り組んできましたが、どう変化したと感じますか?

当時は女性活躍推進からスタートしましたが、現在は「多様性」に基軸を置いて推進していますよね。色々な考えや価値観を持っている社員の意見を聞くと言うことが会社の成長につながると思っています。

当社は障がい者雇用についても、2015年から障がい者アスリート採用に力を入れるようになり、身近に感じるようになりましたよね。障がいがあってもどんどんチャレンジできる環境になったと思っています。

兵藤今年度より、D&I推進に加え、エンゲージメント向上、つまり会社と社員の信頼関係を維持していくことに対しても、改めて向き合う取り組みをスタートさせました。お二人は、会社と社員や上司と部下の信頼関係を構築していくために、気を付けていることはありますか?

橋 芳一

自分で意識しているのは、自分をさらけ出すということです。弱いところも強いところも見せて良いのではないかと思っています。どこまで聞いていいのだろうとか、言っていいのだろうということは、コミュニケーションを取る中で悩みがちですが、そういったことも含めて何でも言い合える環境をどう作っていくのかが重要だなと思っています。

「会社にいる時間はとても長い。そこを充実させなければ自分の人生が楽しくならない。自分の人生を楽しむために、仕事を楽しみながらやってほしい」と、いろんな場面でお話します。会社がつまらないと、人生がつまらないですよね。会社を好きになり仕事を楽しむこと、それがエンゲージメントにつながると思っています。

兵藤D&I推進について各々の部門・現場独自に取り組んでいることがあれば教えてください。

現在担当している領域の責任者会議に参加した際に参加者全員が男性だったことに驚きました。ライン長ではなくても女性で責任ある仕事をしている社員はいるはずなので、まずは責任者が参加する会議体に、男性だけでなく女性も参加してもらうように変えました。
また、昨年度、埼玉地域の担当役員だったときは、埼玉メンター制度という独自の取り組みを行いました。各部支店から1人ずつ手を挙げてもらい、年3〜4回面談をしました。トップダウンも大切ですが、ボトムアップでの意識改革も必要だなと感じています。

営業統括部では、地域型の営業社員が6割になることを見据えて、役割革新グループという女性だけの組織を昨年度、立ちあげました。トライ&エラーで色々面白い取り組みを進めています。もうすぐ女性活躍という言葉がなくなり、全員活躍という時代になると思っています。

思い込みを捨て、一人ひとりと向き合うことが、管理職には不可欠

兵藤アンコンシャスバイアスについて、気を付けていることはありますか?

私は過去に、反省したことがあります。子育て中の部下に対して、大変だろうという思い込みから出張を命じなかったことがあります。後で「出張に行きたかった」と言われ、「この社員のチャンスをつぶしてしまったな」と後悔しました。最近では、部長が集まる会議で、アンコンシャスバイアスについて話をしました。男女関わらずチャレンジする人の背中を押してほしい、一人ひとりよく話を聞くことが大切だと、過去の反省を活かして伝えています。

私は本人に直接聞くということを意識しています。例えば、周りから「〇〇さんはご家族を介護していますよ」と言う話を聞いたとしても、介護しながらでも、仕事量を変えたくない人もいれば、仕事をセーブしたい人もいる。これは本人でないと分からないですよね。

兵藤 郁子

兵藤本人とコミュニケーションをとる際は何か工夫していますか?

対面ではなく、メールでもいいよと伝えるようにしています。また、メールにはすぐに返信するようにしています。それから、聞いたら終わりにしないで、その後の状況を教えてもらうようにしていますね。

環境変化に対応できるスピード感と、チャレンジができワクワクする会社を目指したい

風通しの良い企業風土を残しつつ、成長できる会社を目指したいですね。環境がものすごく早く変化しているので、スピードに乗り遅れないように私たちは柔軟に変化していく必要があります。

わたしは、楽しい会社ワクワクした会社にしたいですね。柔軟に色々とチャレンジできる会社にしたいです。失敗は悪いことととらえがちですが、失敗は行動したから生まれた結果です。それを許せるだけの懐深い会社にしていきたいですね。

兵藤いろいろな経験をすることで幅も広がり、自分の会社人生も豊かになると感じています。後輩たちに当社はチャレンジできる会社だという事を広めていきたいですね。