トップメッセージ

明るく元気な社員がお客さまを全力でサポートする『特色ある個性豊かな会社』を目指してまいります。

代表取締役社長 金杉 恭三

 新型コロナウイルス感染症の影響を受けられた皆さま、自然災害で被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。

 当社は、新型コロナウイルス感染症を補償対象とする保険商品をいち早く開発・提供し、全社でテレワークを推進するとともに、恵比寿本社ビルの大ホールをワクチン接種会場として東京都渋谷区に無償提供し、地域の皆さまの迅速なワクチン接種を支援するなど、感染拡大防止と地域社会への貢献に取り組んでおります。

 コロナ禍により世の中の枠組み・既成概念が大きく変化し、加えて、気候変動・カーボンニュートラルへの取り組みが強く求められている環境下、当社としては、変わりゆく未来を想像し、常にチャレンジし続ける姿勢こそが重要と考えています。

 そのようななか、当社は今年度、中期経営計画『AD Vision 2021』の最終年度を迎え、『特色ある個性豊かな会社』実現に向け、「先進性」「多様性」「地域密着」を追求しています。

 当社は、テレマティクス自動車保険のパイオニアとして「先進性」を追求し、誰もが安全・安心に暮らせる地域・社会づくりに取り組んでいます。この保険は『事故のあとの保険から事故を起こさない保険へ』をキャッチコピーに、お客さまの事故発生頻度の低減に寄与しており、お客さまとともに交通事故削減を実現しています。また、万が一の事故に際しては、自動通報サービスやAIを活用した先進的なテレマティクス損害サービスを提供しており、事故解決日数を短縮するなど「事故からの迅速な回復」も実現しています。これらの結果、当社のテレマティクス自動車保険の総合満足度は、過去最高の99.3%と高い評価をいただいています。当社はテレマティクス事業を国内外で推進しておりますが、今般、米国において「ソフトウェア・ファースト」の概念を取り込んだ保険ソフトウェアの研究開発を行うべく「MOTER Technologies」を設立しました。今後もテレマティクス技術を活用した新たな商品・サービスの開発を続けてまいります。

 また、自然災害による支払い保険金データの分析等により開発した、地震や台風の被害をリアルタイムで予測する世界初(2019年6月当社調べ)のウェブサイト「cmap(シーマップ)」を無料で一般公開し、スマホアプリも含めて多くのお客さまにご利用いただき、地域社会の防災・減災に貢献しています。

 これらデータに基づく取り組みを加速させるため、今年度よりデータビジネスプロジェクトを立ち上げました。社内外のさまざまなデータを活用し、保険の枠組みに囚われない新たな価値創出に取り組んでいます。

 「多様性」については、トヨタグループ、日本生命及び多くの親密企業とのパートナー関係に加え、多くの顧客基盤を持つプラットフォーマーと協業し、デジタル技術を活用した新たな保険ビジネスモデル構築に挑戦しています。

 「地域密着」については、地方創生の支援を通じて333の地方公共団体との連携協定を締結しました(2021年5月末時点)。こうした共生社会の実現に向けた取り組みが評価され、内閣府特命担当大臣(地方創生担当)より4年連続で表彰されました。

 また、地方公共団体のDXに関する取り組みが活性化していることを受け、当社は「未来のまち」を共創するグローバル・オープンイノベーション・プログラム「SmartCityX」へ参画しました。今後、これらスマートシティ・スーパーシティへの取り組みも通じ、さらなる地域社会・地方公共団体への貢献を目指してまいります。

 これら取り組みをさらに発展させるために、多様な人財が情熱を持ってチャレンジし活躍する環境づくりにも努めています。

 今年度、当社は社員の自律的な学びとタレントマネジメントの推進を目的に、企業内大学「ADユニバーシティ」を開設しました。

 また、当社ではダイバーシティ&インクルージョンを経営戦略のひとつに位置づけ、女性活躍推進、障がい者雇用にも取り組んでいます。2020年度には女性活躍推進に関して優れた取り組みを行う企業に対して厚生労働大臣が認定する「えるぼし」の2段階目を取得しました。加えて、障がい者スポーツ支援にも積極的に取り組み、社員採用及び所属するアスリートによる地域での講演会・体験会を通じて、共生社会への理解促進に向けた取り組みを進めています。さらに、所属契約を締結しているプロランナーの川内優輝選手とのマラソンキャラバンも各地で行い、地域におけるスポーツを通じた社会貢献活動も進めています。

 こうした取り組みが評価され、当社は東京都スポーツ推進制度「モデル企業」のうち、唯一の『殿堂入り企業』として認定される栄誉を受けています。

 当社は、持続可能な開発目標であるSDGsを道標(みちしるべ)とし、『CSV×DX』をキーワードに取り組みをさらに加速させるとともに、明るく元気な社員全員で「全力サポート宣言」を実践し、これからもお客さま・地域社会へ貢献してまいります。

 引き続き、一層のご愛顧とご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。