あいおいニッセイ同和損保 MS&AD INSURANCE GROUP

ニュースリリース
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2017年5月31日
あいおいニッセイ同和損害保険株式会社

MS&ADインシュアランス グループのあいおいニッセイ同和損害保険株式会社(社長:金杉恭三)は、「地方創生プロジェクト」を立ち上げ、行動指針に掲げている「地域密着」の具現化に全社を挙げて取り組んでいます。

今般、地域産業振興の基盤である中小企業の資金調達の多様化に貢献するため、特定非営利活動法人日本動産鑑定と連携して、新たな保険パッケージ「事業性評価融資(ABL※)トータルパッケージプラン」を開発し、2017年5月10日以降始期契約から発売を開始しました。

※ABL(Asset Based Lending/動産・売掛債権担保融資)


1.商品開発の背景

地方創生の根幹の一つである地域産業の振興に向けては、地域を支える地域金融機関が中小企業の資金面、及び事業の継続・拡大へのコンサルティング支援に日々工夫を凝らして取り組んでいます。ABLは担保として提供することが可能な不動産を持たない企業への新たな融資手法であり、また、売掛債権や動産を担保にする(内容を把握する)ことから商流の分析にも繋がり「事業性評価」にも資するものと認識されています。当社は本プランで地域金融機関のABL推進をサポートすることを通じて、地域の中小企業の資金調達の多様化を促進し、地域産業の振興に貢献してまいります。


2.補償プランの内容

本補償プランは、ABLによる融資を実行する際、担保となる動産(機械設備、製品・仕掛品・原材料など)の偶然な事故による損害や、売掛債権の回収不能が発生した場合の損失を補償します。

担保対象物に対する補償を提供することで、企業自体のリスクヘッジを実現すると共に、融資を行う金融機関側の担保保全強化を通じて、融資促進にもつなげることを企図しています。なお、当社は、各企業の個別ニーズに対応して保険設計を行いますが、担保となる動産の評価については、特定非営利活動法人 日本動産鑑定の「評価額」をベースとします。


<スキーム図>

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※運送保険による契約の場合は、あいおいニッセイ同和損保が販売受託会社となり、三井住友海上火災保険が引受を行います。


以上